羽衣伝説を巡る

天女が舞い降りて羽衣を掛けたという羽衣伝説で有名な「羽衣の松」。この松は「御穂神社」のご神木であり、天の羽車に乗って三保の浦に三穂津彦命・三穂津姫命が降臨する際のよりしろ(目印)とされている。また、離宮として併設された「羽車神社」では、三保松原で探した、はちまき石に願い事を書いて納める風習がある。

  • 三保松原

    三保松原

    約7キロの海岸線に松並木が連なる日本屈指の景勝地。駿河湾越に富士山や伊豆半島が見える。2013年にはユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録されている

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  • 羽車神社

  • 羽衣の松

    羽衣の松

    樹齢200年ほどと言われる「羽衣の松」は三保松原の一角にあり、天女伝説で知られる貫禄十分な松です。付近には「神の道」と呼ばれる御穂神社まで参道があり、約500m松並木が続きます。

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  • エレーヌの碑

    エレーヌの碑

    能「羽衣」に魅せられ、三保松原に憧れつつこの地を訪れることなく亡くなったフランスのバレリーナ、エレーヌ・ジュグラリスを記念し、1952年に建立されました。このエレーヌの碑(羽衣の碑)には、能面を見つめるエレーヌ夫人のレリーフがはめ込まれ、夫マルセル・ジュグラリス氏が亡き妻に贈った6行の詩が刻まれています。

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  • 御穂神社

    御穂神社

    古くから三保の地域を見守ってきた羽衣伝説ゆかりの神社で、羽衣の切れ端が所蔵されているという。延喜式にも記載されており、時の朝廷や源氏、今川氏、武田氏、豊臣氏、徳川氏の武将に篤く崇敬されました。特に徳川幕府は、慶長年間(1596-1615)に壮大な社殿群を造営寄進した。春は桜の名所、夫婦和合・縁結びのパワースポットとしても人気です。

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  • 神の道

    神の道

    羽衣の松に来臨した神は、約500mの松並木、通称「神の道」を経て御穂神社に迎えられます。樹齢200~400年といわれる老松に囲まれた厳かな松並木を歩くと、心が洗われるような感覚を得ることができます。松の保全のため根を踏まないようボードウォークとして整備され、三保松原に関連した歌や物語を書いた案内板を楽しみながら散策することができます。夜間はライトアップしてさらに幻想的な空気に包まれます。

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  • 伯良神社

  • 三保桟橋