けいきさん自転車復刻プロジェクト

目的

静岡で「けいきさん」の名で親しまれていた徳川最後の将軍、慶喜公が、明治10~12年頃、静岡県内で初めて、自転車に乗られ、市内を乗り回していたと言われています。
これを契機に貸し自転車、自転車屋などの自転車文化の普及が始まり、温暖な気候や坂が少なく平坦な地形という自転車に適した環境も備えていたため、現在の「自転車都市、静岡」に繋がったとされています。
この歴史を活かし、プロジェクトメンバーが、全国をまたにかけ「けいきさんの自転車」にまつわる三つの謎を解き明かしつつ、その足跡や史跡を辿り、自転車の復刻を目指します。
この復刻プロジェクトを通じて、「けいきさんの自転車」が、現在の自転車都市「静岡」に繋がっていることを、広く市民のみなさんに伝え、全国へも情報発信することで、「世界水準の自転車都市“しずおか”」に繋げ、自転車といったら“しずおか”と誇りに思える「プライド」の確立を目的としております。

プロジェクトメンバー

No.1 関川 清明(きよあき)さん
静岡県内で最初に自転車店を開業した関川虎吉氏のご子孫
No.2 久保田 隆(ゆたか)さん
慶喜さまのお屋敷として20年、東海の名庭を守って約125年浮月楼の代表取締役
No.3 栗田 晃(あきら)さん
静岡県自転車軽自動車商業協同組合 静岡支部 支部長
No.4 村井 裕(ゆたか)さん
散走プロジェクト主催者の「平成静岡の自転車人」しずおかモビリティ研究会代表

けいきさんの自転車にまつわる三つの謎

謎.一

写真が大好きだった、けいきさん。
自転車に乗った姿や愛用の自転車など、写真の絶好の被写体のはずなのに、「なぜ、自転車の写真がないのか?」

謎.二

静岡で、最初の自転車乗りだった、けいきさん。
明治10年頃が最初と言われておりますが、この静岡初の自転車は「どんな形の自転車だったのか?」

謎.三

静岡のあちらこちらをサイクリングした、けいきさん。
「けいきさんのサイクリングの足跡は、今、残っているのか?」

更新情報

2015.12.6
謎解きシンポジウム
2015.11.21
散走
2015.10.15
自転車博物館サイクルセンター
2015.9.3
松戸市戸定歴史館、自転車文化センター
2015.7.31
「けいきさん自転車 謎の究明、復刻令状」交付式